箱根耐寒散歩

大移動の日!。

今日は以前から予定に入っていた、箱根耐寒散歩の日。
行くと決めてからずいぶん時間が掛かって、その上日頃何かあるたびに『箱根で息抜きしよう……』と心の逃げ場にしていたので、いざ出るとなると、なかなか勇気が必要になってくる。

朝は8:50に旅の連れと待ち合わせだったので、8:30に家を出れば十分間に合うんだが、それでも寝坊しないかビクビク。
まあ、心配したわりには上手くいったんだけどね。
そして、足は一日中、小田急の傘下。

ロマンスカーで西へ向かうのは初めて。それから箱根登山鉄道に乗り換えて、電車のスイッチバックも初めて経験する。
それから強羅でケーブルカーに乗り換える。

ケーブルカーというのは、生駒のケーブルカーが原体験だから、あたらしいタイプの車両がやたらシャープに見える。生駒のは今や、わんちゃん型ネコちゃん型ケーキ型(!?)という大人が通勤で乗るのが大変な感じ(乗ってれば姿は関係ないけど)なので、やたらカッコ良く見えるのだった。

そして、山の上からロープウェイに乗ってしまった。
こわかった……。
怖い怖いと云うけど、ホントにこわかったぞー!。高所恐怖症ではないが、ふだん体感しない感覚が一挙にくると混乱するっての!。
しかも最初のピークが大涌谷で、その上を通過するんだぜ?。
しかも、あのふんわり感、ダイビングに似てる!。
地面が不意に遠ざかる感じも似ている!。木立を真上から見るのは、なんだか刺さりそうで怖い。
よくパニックにならなかったと思う。えらかった、自分。

大涌谷で黒カレーと黒たまごを食べる。(これも初めて。)
黒カレーは黙って食べてたけど、かなり美味しかったです。甘かったけど。ただし、食べたあと歯が黒いんちゃうんかと余計な心配をする。
黒たまごはどの部分まで黒いのか、からを剥くまで大疑問だった。その論争は黒キティによりさらに助長された。
からを剥いて食べてしまうと、黒キティの謎も『本当はこうなんじゃね?』的に落ち着く。
食べたことない人のために、実際どこまで黒いのかは内緒にしておきます。ひひひ。
黒たまごの製造元も、搬出用の黒たまご専用ロープウェイも見た。頭上をクールに運ばれて行く黒たまご。ピコピコとかピロピロとか鳴れよ!とか思うが、そこが黒たまごなんだよなあ。(意味不明)

そして、大涌谷のあたりから標高による気温の低さと、ものすんごい強風によって集中出来なくなる感じに。
風に集中してないと、真剣な話、飛ばされる。
案の定というべきか、ロープウェイ乗り場に行くと『強風のため運行休止するかも知れないから、早めに乗って下さい』とのアナウンスが。
そして震えながら下りのロープウェイに乗る。湖が見えた。

箱根の解らないところ、それは遠近感というか、距離感。
地図でも解らないが、実際来ても首を傾げることが本当に多かった。
湖まで降り立ち、そこからさらに海賊船にのった。(海賊行為はなし)
この船で、日本人率が激落ちする。
まわりに万博会場よりもヴァラエティに富んだ国の人たちがいるのだった。
湖水はつめたそうで、汚れてないのに黒く、山々は落葉樹のコラージュのようになっていて、運行を取りやめたロープウェイのケーブルの上をすごい速さで雲が飛んで行く。
芦ノ湖の大きさも体感として理解出来ず、40分位甲板で震えながら景色を見ていた。途中、黒人の旅行者にカメラのシャッターを頼まれる。ホントに黒人に好かれやすいタイプ……。

強風の影響は湖上にも出ていて、ペラい理屈では、ただ巨大な水たまりである筈なのに海のように荒れ出し、元箱根港までは就航しないとのこと。やることも特にないので、別にかまわないが、ロープウェイが止まってしまった現状では、どうやって箱根湯本までアクセスするか思案せねばならぬ。
しかし港に着くと暖かい飲み物飲みたいとか、トイレ休憩とか、メロディーペットと呼ばれる電動の乗用パンダの名前が『まりさん』『まきさん』『あともう一つ、あれなんだろ!?』『まみじゃない??』外まで出て確認したら『ゆきさん』で超おどろいた!とか、意外なことばかり。(そうか?)

箱根関所(跡)も行った。

そんな時間的余裕は当初の予定ではなかったが、バスに乗って箱根湯本に行くことにしたので、見れたのだった。
箱根の関所は、意外に小規模であった。
女の人の髪をほどいて中を改めるというのも、陰惨な雰囲気だったなあ。何が出てくるって言うんだろ?。
どんな正当な理由があっても、調べられるだけで罪人みたいな気分になりそうだった。
昔の道具の木材の柄は何でもかんでもずっしり重そうで、鉄はぼってり厚い感じ。木は樫で鉄は砂鉄からこさえたんだろうなあと思う。

湖水はそのとき高波注意報状態で、さむさと強風と意外な波で見てるだけで笑けてくる。
海の荒れ方とは絶対に違う、ちゃぷんちゃぷんいう感じ。
湖水の余韻でフニャフニャしながら杉並木を歩き(下手な建物を普請するより並木を作る方が人のためになってるし、後世に伝えられている!)箱根神社まで行った。
思っていたより小さな神社だった。

大慌て湖までもどって、バスに乗り箱根湯本まで。案外早くついて、ちゃんと戻れそうな感じが見えて来て安心する。
あとはロマンスカーに乗って町田に帰れば良いわけだ。


しかし、町田についてからお好み焼きと呑みに。
ひたすらにダラダラしていたようでもあるし、もの凄く予定が立て込んでた気もする。でも気楽な旅だった。
概要だけをメモするような感じで書いたが、いろいろ大笑いして脱力出来た。
雨が降らなかっただけ、本当助かった。
中だるみもしなかったし。優等生でした。

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