echo of MJ

毎日寒いということと、仕事のことばっかりでニュースもまともに見なかったんだが、ハイチが大変らしい。
とあるブログを読んで先日知った。日本の救助の人たちが『阪神大震災のときの恩返しを』みたいなコメントを出してたのも、同日知った。でも出発したのって今日だったらしい。地震から5日も経ってるのだが、大丈夫なんだろうか。
何も知らずに寒さに震えてただけの私が言うのもなんなんだが。

今日は奇しくも1月17日。震災のあった日だ。あのとき奈良にいたなあ。藤井寺(藤井寺球場のあるところ)までバイトの研修にいかなくてはいけなくて、しかし近鉄電車は余震があるたびに停車するのだ(当たり前だけど)。
外相の岡田さんは三重ルーツの人だから、解ってそうなもんなんだけど。

あと、空港が大混乱で支援物資の荷下ろしが出来ない、というのも何かヴィジュアルで見える〜……。フォークも動かせなくて全部手積みなんだろうなあ〜、そりゃどうしようもなかろうよ……。義援金コンビニでやってるかな。

あかぎれの件。アトリックスを店に見に行ったんだが、なんということ、キズや湿疹のできてるときは使用しないで下さいと書いてあるではないか。くすんくすん。しばらくはオロナインで治療しよう。 





今日は、急に思い出してマイケル・ジャクソンの映画『THIS IS IT』を観てきた。座席に座ってるのがしんどかった……。オールスタンディングにしてくれ……。
なにより驚いたのは、マイケルの低姿勢。キング〜!カリスマ〜!という感じで、下っ端とは口もききませんという感じか?と思っていたが、全く違う。本当に謙虚。出来ないことは出来ないというし、モノを頼む時も本当に当人に理解してもらって尽力してもらおうというのが第一の前提になってる。
KING OF POPというより、匠 OF POP。バックダンサーたちとレッスンするのも、只のいちダンサーの先達というかんじ。音楽家としてもずば抜けて詩人。目から鱗であった。
ただ、幼い感じも残ってるダンサーたちと一緒に居ると本当にカゲロウのように気配が希薄に見えた。魂がもう半分以上抜けてるというのか、地上につなぎとめてくれるエゴというのが薄くて、生命力がつきてる感じ。

音はスゴく良かった。
思い返せば、自分はテレヴィかPCのスピーカーでしかマイケルの音を聞いたことが無かった。骨太な音だし、いくらPOP MUSIC寄りだ(白人の音楽的ということで)とはいえ、これはやっぱりBLACK MUSIC だったんだなと感じられた。
オリジナルの音(最初のレコードの音)での演奏を求めると言っても、機材は最新のもので、プレーヤーも最近のセンスだろう。だから、似て非なるものになるんだろうけど、そこも活かしつつオーディエンスの原体験を満足させようとしてるんだろうな。
完全主義者だとコメントしてたスタッフもいたけど、何をもって完全とするかは人それぞれ。思考を練ることと、執着しないこと、間合いをとること。意見を押し付けてるというよりは、率直に意見を言ってセッションしてるかんじ。
完全燃焼主義というのに近いかも。

フィルムを残していたということに関しては、レフトアイのことを思い出さずにいられなかったが、映画を作ったのは、スタッフたち自身のセラピーでもあっただろう。つくづく偉大な才能だったんだな。でも人間だったんだ。
夜ねむるとき、枕に頭を置く時の身体の重さを忘れていない人だった。だからあんなに沢山の人に記憶に残る音楽を作れたんだろう。

見終わったあと、ああ早くお家に帰ってご飯をたべよう、仕事があることや健康だということや、静かに夜眠れることがありがたい……、と思った。公演が実際行われたとして、それを見た人もきっと『早く家族のところに帰りたい』と思っただろう。情けの深い人だったんだなあ……。良い映画であった。

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