Dalai・Lama's Public Teaching &Talk(yokohama 2010)

きのう、ちゃんとダライ・ラマさまの講演に行ってきました。
手荷物検査とか時間かかるかも、というはなしなので、会場すぐ入れるように8時に合わせて出たら、6時半出発になってしまい、眠気でふらふら。
まあ、おかげですぐに入れました。

聴衆はスタッフの話だと一万人だが、今日ニュースをチェックしたら数千人。
なんといっても、ものすごい数の韓国人!。
あんなにたくさんの韓国人を見たのは人生初。韓国に来ちゃったかと思った位。みんな何とかいうテレビ局がらみの団体客らしく、おそろいのTシャツを着て団体で固まって席を取っていた。あれだけ沢山韓国人を見れば日本人との区別がつくようになるかも!と思ったんだが、よーく見れば見るほど、関西にこういうオバチャンけっこう多いよなあ……というオチになってしまい、ワケがわからない。でも全体的にムードにファイヤーがあるし、逆に日本人はしっとりしてる。あと、韓国の人は歩くリズムがゆっくりなのかな。それはなんとなく感じたこと。
あれだけ韓国人居たなら、アナウンスも韓国語で入れたらよかったかもね。日本語と英語だけだったから。同時通訳レシーバーはちゃんと韓国語対応してたみたいだけど。

漢民族とか、モンゴルの人とかいた。モンゴルの人はやっぱり精悍だねー。あとはヒッピーの白人ってなんであんな奇麗かなあ。ラテン系の女の子すごいかわいい。

気になったのは、開演してからも入場者が可成りいたことと(チェックで足止めされてたのかな)、最中でもけっこううろうろするんだよね、トイレかも知れんけど。
あと、女子アナが進行役だったけど敬語を二回間違えてた。プロやろ?と思った……。『4世に捧げる歌』とか言ってたこともあった。ラマさまは14世なんだが。や、もともと4世の方が正しいのかなあ。
とにかく、箱が大きいし聴衆がいろんな人入り交じってるからこその散漫さがあって、もし今度いくなら小さい会場の、地方のに行こうと思った。

法話はけっこうむずかしく、仏教哲学を大学でさらっとかすったからまだ解る……というかんじ。一般人はナーガルジュナ(龍樹)とか言われても解らんと思う。やっぱし日本人の仏教って学問じゃなくてフィーリングなんだよな……。
講演はもう少し敷居がひくくて、特に信心する宗教を持っていない人むけのものだった。
共通するのは因果というものが必ずあるのだから、それを正しく知って行動することと、利他で動いたり他人の幸せを願うことは自分にもプラスになることだよ(全体のプラスになるから)ということかな。

仏教用語の『空』というのは理解出来てそうで難解な気がする。しかしそれさえ解れば今日ラマさまがおっしゃったことは3分くらいで済みそうなシンプルなことだとおもう。

とにかくよかったのは、ラマさまはチベット語(初めてキチンと聞いたが、フランス語に似てる!)でお話になるのだが、日本のことを『ニホン』とおっしゃるのと、たまに英語ではなされるんだが、無邪気なのが通訳なしでも解る時があった。
昼ご飯のとき各国の般若心経の声明があった。中華民国(小僧さんが子犬みたいにラマさまに合えたのを歓んでた。読経も日本のに近いなあと。般若心経には聞こえなかったけど。なんかほかの読経。)、韓国とかの(あの韓国人の団体も起立して読経したんで、このためにわざわざ来たんだ!とビックリした)を聞いたんだが、なんといっても真言宗の声明がかっこよくて凄かった。
ラマさまがコメントして『I feel rock energy!』。(俺の注意力だから間違ってるかも知れんけど)
やっぱしエーゴ出来るといいなあとしんみり。

質疑応答も30分延長してくださった。
多幸感でハイな人も居たが、けっこうみんな自分のことをちゃんと話してるんで、ビックリした。
それで、ちゃんと英語で挨拶出来るひとも多いのだった。うーん。
アメリカの男の人ですごく日本語が上手い人が、『キリスト教徒だけど、こっちに来て仏陀の像とか見て、仏陀も好きになっちゃったけど、キリストも愛してるし、隠れ信者みたい。どうしたら信仰を両立出来ますか?』と聞いたのがすごいよかったなあ。お答えも嬉しいものだった。(『共通する修行があるからそれをしなさい。でも進んでいくと哲学的なことにぶつかるだろうけど、宗教哲学は可成り違うところがあるよ、そこは省いて、共通のことをしなさい』)
あと、(家庭で愛情を受けて大人になれば、社会で生きていくのにも安定した心で居られる、とか、そういうハナシを受けて)『親がいなかったりして、愛情が足りないまま大人になった人は、どうしたらいいですか?』という質問。
『そういう場合は、すでに悪い因が結果を生んだあとですから、そういう人は少しずつ徐々に愛情になれていくといいです。』
精神修養がうまくいかなくて焦ってる『寂しかったり、怒りが湧いたりする』女の子(きれいな英語をはなすラティーナ)に『十年前とか、二十年まえの自分の精神状態と比べてみてください。急に変化は起きないですよ。赤ん坊はきゅうに大人になったりしません。少しずつの変化が基礎になります。がっかりしないで、よくなってるところをみて。大きな期待をかけないで。』と芯からおっしゃってた。
『こんな世の中だし、こどもを持とうとも思えてきません。自己否定の気持ちも強いです、どうしたらいいでしょうか?』ときく女の子にいきなり『I don't know!』通訳はまじめに『わかりません』って訳してたけど、それって『しらねーよ』なんじゃ?。でもちゃんと後から『心と身体の土台をしっかりさせてください。そうすれば困ったことが起きても対応するキャパが大きくなります。土台をしっかりさせることが問題解決に繋がっていきます。』て応えてらした。うーん。

録音してたわけじゃなく、走り書きのメモ(10ページもある!)と記憶だから細かい言い回しのニュアンスは違うけど、大体こんな感じ。途中居眠りしてるし(すんません……)。でもラマさまのあくびを二回見たぜ。(通訳中はおヒマなのだ。)



ラマさまがご挨拶される時の合掌、あれは只のポーズではないことを知った。胸がずきーん、きゅうーってする。
いろいろ問題も感じたけど、合掌をみたら、存在するってことが最大のお仕事なのだなあとつくづく思った一日でした。

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