ハゴロモ読了。

本日、冬休み初日。

ゆっくり起きて、のろのろと郵便局へ。やっとのことで住所変更をすることに。
年末で忙しい局内、波のように人が来ては行列ができ、しかしあっという間に列は解消され、まばらになったかなと思うとまた列が出来てたりする。
住所変更と言えば、奈良に置きっぱなしの契約があり、奈良まで行くのがおっくうで、平日じゃないとダメだし……。こういう冬休みとか夏休みの間に帰省してすりゃいいんだけど。

身体は元気になったようでいながらギクシャクして、熱っぽくなったりするので、冬休みの間に調整出来りゃあいいやと。

年末らしく、休みの間に片付けとか、換気扇のそうじなどもしてしまいたいので、洗剤なども買ってきた。
鏡のウロコ汚れがとれる奴とか。水垢なのかせっけんかすなのか、白くのこってとれない(しかも入居時から)。これがなかったら随分スッキリすると期待大。

仕事納めの日に、みんなで昼ご飯を食べながら、『ハゴロモ』(よしもとばなな著/新潮社)の話をものすごく大雑把に話していたので、冬休みの課題図書だということにして、文庫本を買って来た。
るみちゃんと、みつるくんが出て来た辺りから急に主人公の足が地に着いてくるのだが、立ち直りはじめると自然治癒力が自動的に加速していくかんじが小気味いい。
あと、全般的に川のほとりで、ほら穴みたいなとこにうずくまって小さく生活してる様子が、自分の前すんでた部屋を思い出させてしょうがなかった。あと、主人公の居住性に関するセンスというか、巣作りの才能のないとこは他人と思えない……。
引っ越しが大変だったのと、ほんの少ししか敷金と余分に預けておいた家賃が戻ってこなかったこともあって、おもしろくないなと思っていたが、こうやってイメージのだぶるものを読むと、気に入って大事にしていたこととか思い出されてくる。

しかし、端正で淡々と語られてる物語なのに、出てくる人たちがとびきりに変で、どんどん崩壊→再生→崩壊→再生していってる。なんちゅうか、東南アジアとかの宗教のタペストリーみたいに増殖する気まんまんなのだが、ずごく神秘的な落としどころがあって、端正に淡々と進んでいく話。
杉の木の下を猛然と掘り始めるとこは、『キッチン』でカツ丼持って塀やらをよじ登るとこがフラッシュバックした……。こういうやけくそな生命力と都会の洗練されたハイセンスな感じのブレンド感が好きなんだよなあ。あの世とこの世のブレンド感ばかり語られがちだが!。


そんなわけで、冬で寒いが、じっとしてると身体もなまるし、背骨ものびない。
休みだとビックリするほど動きが鈍いが、じわじわすごしていこう。
あと、やっとのことで土鍋炊飯の焦がさない炊き方を体得できた。
沸騰させ、いきなりトロ火にし、15分加熱、その後消火、10分蒸す。
まあ、炊き込みご飯はやはりお焦げが出来るが……そこは美味しいのでよしとする。

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