つづいていく不思議。

休日。土曜日は出勤でした。

土曜日の明け方、夢の中で玄関から部屋に入ると、部屋の中のものが、殆ど一切合切無くなっていて、もぬけの殻だった。夢観てるなと解ってんだけど、あんまりにもスッカラカンで、宇多田ヒカルさんに(why HIKKI??)『どろぼうに入られた、警察に言うたほうがええかな?』と相談していた。
ええかな……て、自分よ……。

そんなわけで出勤したんだけど、始業してすぐに出荷用の容器(スチール製で結構重い)が少ないかと思い、牽引フォーク(後ろに連結器のついてるフォークリフト)でトレーラー台車を引っ張って隣の倉庫に出かけて、容器を調達しようとしたわけ。だいたい、一人でのこのこ取りにいくのが初めてだったんで(過保護にされてます)、もうすごい慎重に作業して、さっくり貰って朝一の作業に間に合えばいいやとか思ってたんだが、容器4段積みをフォークで掬ったら、その奥の容器8段積みが揺れはじめたのだ。

容器を地べたに置く時、あんまりにも間隔を詰めておくと、荷役で持ち上げた時、容器同士が接触してヒックリ返ったりするから最低10センチ空けるとか規則があるんだが、そうじゃないとき、後ろの容器まで動かしてしまうことがあり得るわけ。いっしゅん、ああ間隔が狭くて後ろのも動かしちゃったかと判断して、そっと静かにしてみたんだが……、地震のとき、カタ……カタカタ……ガタ!、ガタガタガタ!とか揺れが増していくみたいにやたら揺れて、まず、奥の容器の目線の高さの容器が崩れてヒックリかえるのが見えた。
内心めんどくささで一杯で、ああまた上司に迷惑かけるなとか、そんなオオゴトにならんでも!と思ったんだが、このあたり、スローモーションだし後で思い出してても、なんとなく順番が違うような気もしてくる。すごい遠くのようにも思えるし、夢の中みたいにも思える。
崩れた容器は地面には落ちなくて、崩れなかった容器の上にちょこんと乗ったのも見てた。
そのあと、頭上に落っこちてくるのも見た。
『こっちに落ちてくるのかあ』
と。へんな落ち方だなあと。

星一徹のちゃぶ台返しを思い浮かべてもらうと分かりやすいけど、こちら側から引っ掛けて上げて崩すとすると、ちゃぶ台は一徹の向こう側に飛んでいく。一徹に向かって飛んでくることはあり得ない。

ざくっと物音がして(プラスチック材の容器の底が突きささった音か?)、フォークのヘッドガードの上に容器が落下して止まり、崩落しおわったので、エンジンを切ってピュウッと走って自分のチームの詰め所に駆け込んで、報告。

幸い、上司が3人も出勤の日で、みんなフォークに乗る人だし、現場に駆けつけてくれて(現場検証とかしなくちゃだから)写真なども記録に残し、某大企業の人にも説明と報告するのもスムースに済んだ。
自分はてっきり、容器間隔が狭くて……と思っていたが、検証で見てみたら結構な間隔があるのだった。20センチはあったかも。
じゃあ何がきっかけで落ちて来たのか?は解らない。

積み方が甘くて落ちて来たのだろうと思われるが、実際どういう状態だったのか解らない。手前のものを掬っただけで落っこちてくるだろうか。振動だろうか。そのくらい危ういと、そばをフォークなり人なりが通過しても落ちてくるかも知れないけど、そんな積み方なら、大抵積んだ時に解りそうなものだから。
でも、自分が嘘をついて容器間隔あるように見せかけたとかいうことも無い。崩落終わってからフォークを動かしたとしたら、ヘッドガードの上に乗ってる容器は地面に落っこちただろうし、自分が掬い上げた4段の容器の上にも容器は落っこちてたが、そいつも下に落ちただろうし。なにしろ、そこで動かしたら自分の命がない。

そんなわけで、土曜日はもう今日はフォークに乗るなという条件で働いてた。まあそうだよね……。
荷物の崩落に巻き込まれたら命はねえ……と思ってたが、けが一つなくこうしてブログ書いてます。

結局、どういう状態だったんだろうと客観的に思い浮かべようとしたら、眠気が急にくる感じでボンヤリするし(ショックを和らげるためだろうな)背中も緊張でガチガチで痛い。
仕事で嘘つかれたりしたら烈火のごとく怒るのに、肚も立たない。
この辺りの心理というのは、自分でも解らない。
神様とか天使とかが助けてくれたんだとかいう感激もない。
もう少し時間が経ったらいろいろ思うのかも。


その日、帰ってからYouTubeでAndy McKeeの凄いギターに出会う。
コレいったいどうなってんだろう?。でもほっとひと安心できた。
Thank you Andy!でも8歳も年下!見えねえ!。

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